冬の寒さ身にしみるこの季節。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、表題の件。
『ベバストの出力が弱い』
『ベバストを焚きっぱなしにしても車内が暑くならない』
『前車の時はもっと暑くなった』・・・・・
同じコルドバンクス3に乗るブロ友さんと話題になったので、原因究明と共に皆さんの情報を元にまとめてみました。
コルドバンクス3に標準装備されているヒーターはAir Top 2000 ST
暖房能力2kWの定番サイズ。軽キャンパー、バンコン、トランポ、ライトキャブコン、キャブコン、キャンピングトレーラー(車室長5m程度)向けです。
メーカーHP
なぜコルドバンクス3がベバストの出力が弱い、力を出し切れていないのかというと、どうやらサードシートの中に設置されていることが大きな問題のようです。
コルドバンクス3は2段ベッド下に通路へ向けて温風出口があります。
この温まった空気をサードシート裏の吸気口から吸い込み、ベバストが空気温度を感知し出力を自動低下させているようです。
本当にこの仮設が正しいのかどうか、温度計を2個使い検証実験してみました。
設置位置はダイネットテーブル上とサードシート下ベバスト付近。
外気温は全く同じ条件とはいきませんでしたが、似たような状況でのテストです。
●検証その1:2段ベッド下出口を開放した状態で1時間ベバストをフル稼働
【ベバスト点火前】
ダイネットテーブル上 マイナス6℃
サードシート内 マイナス5℃
【ベバスト点火→1時間後に再計測】
ダイネットテーブル上 プラス2度
サードシート内 プラス8度
サードシート内部温度が6度も高いとう結果に。
これは温風出口からあたたまった空気を吸気している事も影響していると思いますが、ベバストの配管が熱を出し、サードシート内を温めていることの要因の方が大きいと思います。
●検証その2:2段ベッド下温風出口を閉じた状態で1時間ベバストをフル稼働
【ベバスト点火前】
ダイネットテーブル上 マイナス10度
サードシート内 マイナス10度
【ベバスト点火→1時間後に再計測】
ダイネットテーブル上 プラス3度
サードシート内 6度
温度差は3度に縮まりました。
やはり、2段ベッド下の温風が少なからず影響しているということでしょうか。
やはりこれを回避するには、ベバスト本体の温度センサーを使わないよう、外部センサーを繋げるしかなさそうです。
つまり、外部の正しい(ベバスト本体の周囲より明らかに低いであろう)温度をベバストに教えてやる必要があるということですね。
メーカー曰く
ベバストエアヒーターは、ヒーター本体内部のコントロールユニットに温度センサが組み込まれており、暖房用の空気吸入口の温度と調整ダイアル等で設定された温度を監視し、室内温度を設定温度に保つようヒーターの暖房出力を制御しています。 ヒーター本体をベッドやシートの下、または車外から吸入空気を取込んでいる場合は、別付け温度センサを取付けることにより、安定した暖房制御を行ない、車内を効率よく暖房します。 |
ベバストがこうやって説明書に謳っているということは、逆に言えば『外部温度センサーをつけないと安定動作しませんよ』って事ですよね。
ビルダー(バンテック)も温度センサーくらいケチらないで標準で装備しておいてほしいですね
『コルドバンクスは寒い』って悪評付きかねませんよ。
ま、文句言っても仕方ないのでこの問題を解決すべく『別付け温度センサー』を早速発注してみました。
★☆ Webasto・Air Heater・オプションパーツ ☆★別付け温度センサ:5m |
★Webasto・Air Heater・オプションパーツ★別付け温度センサ:5m |
以前、ダイネットに温風口を追加した時もお世話になったショップです。
社名が違うようですが、住所が同じ(〒984-0038 仙台市若林区伊在南通14番地)なのでどちらも同じお店のようです。
ネットショップと店頭販売が分かれてるのかな?
まんてん屋は銀行振り込み、代引きの他にクレジットカードの使用が可能なようです。
今回はまんてん屋に発注しました。
年内発送は無理かな・・・
正月の旅行には間に合わないかもしれないけど、到着・装着次第またレポします。
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