DSCN5032
冬旅に備え、ベバストFFヒーターの標準ダイヤルスイッチをタイマー付きのWEBCON-3、通称ベバコンへ交換しました。

使用用途としては
・就寝時、1時間後にオフ。起床1時間半前にヒーターオン。
・冬場、出先で駐車時にヒーターを点けっぱなしで車を離れることをせずとも、タイマーで数時間後にON。
などといった使い方が出来るようになります。




DSCN4975
【部材】
・WEBCON-3(ベバコン)一式
販売元:RVランド


DSCN4977
【用意した工具】
・プラスドライバー
・電工ペンチ
・ペンチ(プライヤー)
・ギボシ端子
・丸型端子
・配線コード 赤・黒


写真 2013-10-28 11 53 52
商品には丁寧なマニュアルが同梱されているので、手順に沿って作業を進めていきます。


DSCN4979
下駄箱内。


DSCN4980-2
化粧版をカットするので、裏側にある配線等が邪魔にならぬよう整理しておきます。


DSCN4998
先ず、誤作動防止のためベバストダイヤルスイッチ裏の4極コネクタを抜きます。


DSCN4997
ベバスト標準のダイヤルスイッチを外します。
ダイヤルに傷がつかぬ様、タオルなどを被せペンチでつまみを引っ張り抜きます。


DSCN5000
すると薄い六角ナットが姿を現すので


DSCN5001
19ミリの六角ソケットで外します。
ソケットを持ってない!という方はタイヤ交換に使う十字レンチに19ミリがあるハズです(笑)


DSCN5002
ナットが外れると


DSCN5003
台座を外すことが出来るので


DSCN5004
裏側からユニットを外します。


DSCN5005
元の状態に組み上げ保管しておきましょう。


DSCN5006
次にベバコンユニットを納めるため、指定寸法で化粧板をカットします。
事前に横61mm×縦58mmの開口と枠も含めたサイズの下絵を書き、隣のインバーター用スイッチと高さを合わせるためバランスを見ます。
同時に裏側の家具補強の三角コーナーなどが干渉しないかも要確認。


DSCN5008
化粧版にケガキ、いよいよカットします。
今回は建具枠やインバータースイッチが邪魔するのでインバーターのリモコン設置時のように、ジグソーは使用出来ないので


DSCN5009
引き廻しノコを使用しました。



DSCN5011
四隅に穴を開けてから引き廻しノコでカットします。
周りが切粉でひどいことになるので掃除機も併用。


DSCN5013
無事開口。


DSCN5015
あまりギリギリでカットしてしまうとユニットを納めるために後で苦労します。
指定寸法より1、2mm大きく開口しても問題無いので少し余裕を持ってカットするとよいでしょう。

次に配線処理に移ります。


DSCN5017
ベバコンユニットへの配線は基本カプラーONです。
・左4極カプラ   : ベバストFFコントロール用
・中央2極カプラ : 電源用
・右4極カプラ   : リモコン用

右端には別売のリモコンユニットを接続することが出来ます。


th-1329293399516154
エンジンスターターのように車から離れた場所からヒーターのスイッチを入れることが可能になります。
ベバコンを装着していれば画像右下のアダプターが不要になり、カプラーONで接続出来ます。
恐らくは近い将来購入すると思います(笑)
→しました(笑) の記事


DSCN5016
標準ダイヤルスイッチから抜いた4極カプラをベバコン裏の一番左へ差し込みます。
※コネクタの向きに注意


DSCN4978
ベバコン動作用電源はエントランスのメインスイッチユニット裏から分岐します。
ビスを4本外せばスイッチが外れます。


DSCN4983
ずずいとスイッチを引き出し


DSCN4984-2
スイッチに接続されている3本ある真ん中の線。
赤コードに黒のラインが入っている線がサブバッテリーからの常時12Vです。


DSCN4986
次はアース。
二つ並んだ端子台のオレンジと対になった黒ケーブル。
真ん中の端子がアースになります。
※同じコルドバンクス3でも発注時期により端子台が前後逆になっている可能性があるようです。

念のためテスターで確認します。テスターのマイナスコードを端子台にあて


DSCN4987
プラス側を先ほどのメインスイッチ裏のコード(端子)にあてると


DSCN4988
メインスイッチがオフでも常時12Vがきています。


DSCN4990
ちなみに端子台にきているオレンジのコード部は


DSCN4991
メインスイッチをONにすると


DSCN4992
12Vが流れる線です。
覚えておこう


DSCN4996
12Vを分岐するのに三又コードを作り


DSCN4994
先ほどの配線から分岐します。


DSCN5014
マニュアル通り、プラス側には1Aヒューズを割り込ませます。

 


DSCN5023
マイナスはオレンジと対の黒、端子台真ん中から分岐。


DSCN5020
ケーブルをベバコンに接続。テスト作動。
問題なく起動しました。


DSCN5021
下駄箱内ケーブル整理のため、純正より太目のナイロンサドルを購入。12.2ミリ。


DSCN5022
ちょっと太すぎたかナ


DSCN5025
サドルバンドを交換、新たな配線を既設ケーブルとまとめ整理。


DSCN5027
ベバコンをビスで固定します。
ビスは付属されておりませんので、手前で用意する必要があります。
3×16mmで固定。



DSCN5030
化粧枠をはめて完成です。


DSCN5040
ON、OFFタイマー問題なく作動しました。


DSCN5041
設定温度調整、電圧等が数値で確認出来ます。
やはりデジタル表示ってイイですね


取り付けにあたり、販売元のRVランドのHさん、ブロ友のゆうぱぱさんにお知恵をいただきました。
大変参考になりました。ありがとうございましたm(_ _)m

ちなみに、作業時間は1時間半程度でした。


にほんブログ村のランキングに参加しています。
更新の励みになりますのでポチっと押していただけると嬉しいです^^
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ